もはや恒例となったエコール、夏のデスイベント。
 今年は「デスクリムゾン2」「デスクリムゾンOX」の最終面、エルミデ鉱山のモデルとなった「生野銀山」をメインに据えエコールがチョイスした観光スポットを巡る
 魅惑のバスツアー、「デスケイブ 2009」として敢行いたしました。
 当日、現場で何が行われ何が起こったのか?写真を交えつつレポートをお送りさせていただきます


〜出発〜 
2009/09/05 10:00


今回はサロンバスをチャーターしてポイントを巡る形でツアーが進みます。
参加者は予定枠ほぼいっぱいの19名ものクリムゾナーの方々。
午前10時、ほぼ定刻通りに集合場所である三宮をバスは出発、その後、新神戸駅にて
別組の参加者をお迎えし、お申し込み頂いた方、全員出席と幸先のよいスタートとなりました。
懸念されていた天候も概ね良好でこれから始まるツアーへの期待が膨らみます。

車内の様子です。
車幅は普通ですが、上下の空間は広めにとられて
いる印象です。
サロンバスなので後部列のシートは中央のテーブ
ルを囲むように配列されています。
バスが走り始め、空気が落ち着いた頃を見計らい満面の笑みを浮かべながらエコール真鍋
の登場。
既に十数回、大掛かりなイベントとしては3回目となる今回のイベントを開催できた事に対する
喜びと、参加してくださったファンの皆さんへの謝意を表明。
続けて今回のツアーの内容についても触れ
「今回はまず、70階建てのビルに登る予定です、百貨店の10階、8階でエレベータを使う人
は上がれないと思います、途中で待っていただいた方がいいかも知れません(笑)、
でも、本当に素晴らしいところらしいので、一回皆さんを実験台に連れて行って、本当にいい
所だったら個人的にちょくちょく来ようかなぁという計画です。」と相変わらず冗談とも本気
ともつかぬコメントを披露。
話が一段落したところで
「皆さんは朝早くに出られているので私の朝の
書き込みを知らないでしょう?今から私が言お
うとしている事が分かっている人は情報時代
の勝ち組ですね。」と意味深な台詞。

「実は、我々の地道なビーフン普及活動を
ケンミン様に認めて頂きまして、皆様方に
是非ビーフンをくばってほしいとの事でです
ね」とその手に「ケンミンの焼きビーフン
を持ちながら説明、その言葉が終わらない
内に車内の皆さんから拍手と歓声があがり
ました。
実際に参加者の皆さんには頂いたビーフンを
お土産としてプレゼントさせていただきました。

2009/09/05 12:40

車内でのエコール真鍋のトークと幾つかのサプライズイベント
を交えつつ、サービスエリアでの休憩を挟んで約2時間半、
最初の目的地JR竹田駅前に到着。
      バスを降りる傭兵達の雄姿            JR竹田駅
9月とはいえ日差しはまだまだ強く、じっとしていても
少し汗ばむ程の陽気。
約360mの高さを登る道は急な勾配と一部を除いて
舗装等もされていない完全な山道なので決して頂上
に登るのは楽な事ではありません。ですが、緑は濃
く、山道は木陰に隠れ、また山から吹く風が涼しいの
で皆さん励ましあいながら着実に頂上へと歩を進め
ていました。
余談ですが山道を少し進んだあたりに赤い門があり、
クリムゾナーの感性を刺激します。
    山中行軍中の傭兵達       せっかくだから俺はこの赤の扉をくぐるぜ
〜天空の城〜 
「竹田城跡」別名「天空の城」とも言われる日本屈指の規模を誇る石垣遺構です。その規模もさる事ながら美しい景観には息を呑みます。
日本国内とは思えない幻想的で荘厳な雰囲気に山中行軍の疲れなど忘れ、参加者の皆さんは景色に見入ったり、写真を撮ったり思い思い
のスタイルでこの素晴らしい景観とすがすがしい空気を堪能していらっしゃったのが印象的でした。

ここで、お昼ご飯です。
車中にて参加者の皆さんにお配りした御弁当を広げます。
山登りの心地よい疲れと適度な空腹感、そして綺麗な景色が目の前
にあるので御弁当の味も格別です。
味は元より、このお弁当は容器の傾きによる汁こぼれや偏りも少なく
参加者の方々にも大変好評でした。

当日のお弁当
ここまで、終始健全なツアーを敢行してきましたが、このまま昼食が終わってしまってはデスらしくありません。
ここで影のメインイベントが催される事となりました。その主役となるのは・・・・・
    栄養価も高い優秀な蛋白源イナゴ!        果物の王様ドリアン!!
前回「デスクルーズ2008」の時にお弁当が普通すぎて物足りないとのご意見が多く、
「せめてイナゴくらい入ってても良かったのに」との声を実現させてみました。
実際に皆さんに食べていただきましたが、その感想は
「普通に食べれる」
「ゴマみたいな食感もあっておいしい」
など、全員が及第点以上の点数をつけました。
実際、味は日本人には馴染み深い佃煮の甘辛い味、形こそバッタですが口に入れて
しまえば食感は小エビなどと同じく香ばしい歯ごたえで美味しくいただける一品です。

次に真打ち登場、「果物の王様ドリアン」です。
実はこのドリアン、バスの車中でクーラーボックスに密封されて運ばれていたのですが、サプライズイベントの一環で車中で開封、皆さんに
お見せした途端、狭い車内にその匂いが一気に拡散しちょっとしたパニックになり、慌ててクーラーボックスに封印した曰くつきの代物です。
頂上に運ばれてから色々な物の上に乗っけたり、乗せられたりしながら被写体としての役割を果たしたドリアンはここで本来の役目を全う
します。
まず、STUFF髭将軍が大振りのパン切包丁を硬いドリアンの皮に突き刺し、そのまま切れ目を広げ一気に割ります。白い果肉があらわに
なった途端、それまでとは比べ物にならない強い香りが周りで食事をしている参加者の皆さんを襲います。果肉を細かく切り分け、いよいよ
皆さんにも食べていただきます。
    ドリアンとエコール真鍋           STUFFによる解体SHOW ドリアンの果肉、これで2房分
ドリアンの切り身を取り皿に乗せSTUFFが有志で試食希望者を募り食べてもらいます。
その感想ですが
「うーーーん」
「一生に一度のドリアンになると思うから思い切って食べてみた」
「うわ、これ絶対にだめ!」
「慣れてくるとだんだんフルーツ特有の美味しさが出てきた」
など反応は様々。
中には一人で1房分近く食べる猛者の方から、匂いだけで絶対に無理!と断固拒絶される方
まで反応は極端に分かれました。イナゴは大半の方がチャレンジされましたが、ドリアンの挑戦
者は10名くらい二口以上食べた方は5〜6人でした。
ちなみにこのドリアン、丁度食べごろに熟しており、大振りの果肉が5房も入ったかなり良質の
ドリアンです。実際STUFFが本場で食べた物より美味しかったです。

2009/09/05 15:30〜
エコール食の祭典は好評の内に終幕。
御腹も心も満たした「天空の城」に別れを告げ
下山します。
       新たな思い出の地となった竹田城跡         山道は上から見るとかなり急な勾配

〜デスケイブ〜 
2009/09/05 16:00〜


JR竹田駅からバスに揺られること30分あまり。今回のツアーの
メインテーマでもある「生野銀山」に到着。
説明不要かも知れませんが「ケイブ(CAVE)」とは洞窟の意味です。
デスクリムゾン2、デスクリムゾンOXの最終面、クリムゾンの凶事の
発端の地として登場した「エルミデ鉱山」のモデルとなったこの生野
銀山を巡り、ゲーム中の様々な場面を思い浮かべてデスの雰囲気
に浸っていただこうと言う趣向です。
      生野銀山に入場する傭兵達の雄姿       坑道入り口付近、気温は15℃、寒いです  エルミデ鉱山同様、内部のあちこちで水が湧いています
  坑道の奥にはちょっとしたアトラクションが用意されてい
ます。
壁にスイッチが設置されており、これを押すと発破作業
時の爆発音が坑内に鳴り響くのです。
「せっかくだから、俺はこの白のスイッチを押すぜ!」
参加者の方がスイッチに手を伸ばし、点火!
鳴り響く爆発音!!
その様子を眺めていたSTUFF髭将軍の携帯から唐突に
流れるデスクリムゾンSTAGE.1のボス戦BGM!
そんなSTUFFの粋なコネタなども仕込みつつ坑内探索
も折り返し。
これを押すと大爆発!         せっかくだから押す傭兵達
帰路の途中にある祭壇 出口の明かり 池の鯉に餌をやる傭兵

生野銀山の見学を無事に終え、一行はバスに乗り込み帰途に着きました。
天候にも恵まれ終始楽しいムードでツアーは進行し、参加者の皆さんにも
笑顔が絶えない素敵な1日を過ごして頂くことが出来ました。
約2時間のバスの道中、皆さん流石にお疲れの方も多かったようで半数の方
は眠っておられました、それとは逆に今回のイベントの中で交流を深めお話に
花が咲いている方もいらっしゃいましたが、車内は静かな雰囲気に包まれてい
ました。
天候同様に、今日一日は交通事情にも恵まれ全工程をほぼ予定通りに進めら
れ予定終了時刻の19時に無事、三宮に到着。
三宮にてバスを降り、皆様からの拍手に彩られながら「デスケイブ2009」
は無事終了となりました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます、そして、お疲れ様でした。
また次回のイベントには皆様とお会いしたいとエコールスタッフ一同心より願う
と共に、まだお会いしたことのないクリムゾナーとの出会いにも期待しております。
文責:STUFF あにき